2012年8月27日月曜日

幸せになる権利あるはずだよね

作家の渡辺眞子さん、毎日新聞コラム「しっぽの気持ち」の一部をご紹介します。

子犬や子猫のころは「かわいい」と家族中から愛(め)でられ、奪い合うように抱っこされていたというのに、しばらく経(た)つと飽きられて、名前を呼ばれることも、なでられる機会もなくなり、やがて「いらない」と言われてしまう。ある人たちにとっては「かけがえのない家族」であるペットだが、別の人たちには「自分の都合でどう扱っても構わないもの」に過ぎないのだ。
 この夏休みに、ペット同伴でレクリエーションに出かけた方も多いだろう。一方で「夏休みの旅行」を理由に遺棄されたペットの数は驚くほどだ。人が移動する引っ越しや休みの季節と年末年始は、たくさんの動物たちが全国の行政施設や動物保護団体に持ち込まれるタイミングでもある。

楽しい夏休みの裏側で、こんなに悲しい出来事があるのですね。
クリスマスにはプレゼントとして買われていく犬猫たち。
夏の頃には大きくなって、「もういらない」なんて言われてしまうのでしょうか?

センターで何が起きているのか、やっぱりもっとみんなが知らなくてはいけないと思います。

先日お友達になった小学生の女の子。
あーちのことが大好きで、いつも声をかけてくれます。
ある日「あーちちゃんて何の種類?」って聞かれたので「雑種だよ」と答えるとハテナのお顔。
なんと雑種を知らなかったのです。
その時、「たぶん、センターのことも知らないんだろうな」と思いました。
いきなりではショックだと思うので、いつか、よいタイミングで伝えられたらなと思っています。
犬が大好きな子なので、きっと何か感じ取ってくれると思うのです。



渡辺眞子さんの記事の全文はこちらです。

 『しっぽの気持ち:動物も植物も生きている=渡辺眞子 毎日新聞 2012年08月21日 東京朝刊』



お向かいのりりちゃん


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