「あーち」という名前

昨日の夕方から秋のような風が吹いて、今日は朝から涼しいを通り越して肌寒いくらいですね。
でも、犬はこんな気候がお好きなようで、あーちは朝からランでガンガン走ってました(^_^)

ところで、やっとこさ重い腰を上げて（大げさな＾＾；）、あーちの名前の由来を書いてみようと思います。
「重い腰」というのは別に書きたくないわけではなくて、どう書いたらいいのか、というか、書いていたらどんどん話が広がって収集つかなくなって、結局また後で…なんてこと繰り返してました。
だって、名前の事話すとあーちが保護された時の事書きたくなったり、預かり母さんのこと書きたくなったりで、ちっともまとまらなくて(^_^;)

でも、今回は「あーち」という名前の事だけをがんばって書くことにします(~_~;)

名前の由来となる言葉は「アーチェリー」です。
なぜ「アーチェリー」かというと、あーちが保護されたのはアテネオリンピックの年で、最初の預かり母さんが「アーチェリーの星」と言われていた山本選手を気に入っていたからなんです。
一緒に保護された他の４頭は「マット」「チャンプ」「オリーブ」、そしてなぜか例外の「オスカル」 。

「初めは怖かったけど、みんなといたから大丈夫。マット（左）は少しお兄ちゃんだったから、頼りになったんだ。」

「仲間と遊ぶのが一番楽しかったな。僕は一番右だよ。一緒に引っ張りっこしているのがオスカル。仲良しだったんだ。」

  この時あーちは「アーチ」だったのですが、２番目の預かり母さんのお家ではみんな平仮名の名前をもらっていたので「あーち」になりました。

「二番目のお家にいたみかん姉さん。僕にいろんなこと教えてくれたよ。時々怒られたけど、大好きだったんだ。」

この後、最後のお家となる我が家へやってきました。
サークルから出てくるとテーブルの下が一番安心だったみたいです。

「この家には犬がいないんだ…でも、小さい女の子が遊んでくれそうな感じ。気が合うかも。」

 里親になると名前を変える人も多いのですが、我が家では「あーち」という名前の可愛い響きも、やわらかい字体も気に入っていたのでそのまま使わせてもらうことに。(*^。^*)

 名前の由来、もったいぶっていた割に「な～んだ、これだけ？」と思った方いたらごめんなさい(>_<)

まあ、こんなわけであーちは「あーち」になりました。
この名前をもらった時に初めて、あーちは人と暮らすことになり、それと同時に家族と離れることになったわけです。
あーちにとって、犬仲間と一緒に暮らしていた方がよかったのか、人間と暮らすことがよかったのか、本当のことを知るすべを私たちは持っていません。
だからこそ、少しでもあーちが穏やかに安心して暮らせるよう努力することが、私たちの責任であると思っています。

 あーちがいつも安心して穏やかに暮らせますように。。。